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スペイン旅行(その3)

コルドバで一泊し、朝目覚めると大雨が降っていた。これから旅行が終わるまで、たまに晴れ間が出たりするものの、ずっと雨に降られることになる。

今日の目的地は今回の旅行で一番楽しみにしていたセビリア。大雨の中、高速道路を2時間程走り、セビリアの町に着いた。ホテルは大聖堂に隣接したドニャ・マリアというホテル。公爵夫人の邸宅をホテルに改装しただけあり、とても趣がある。部屋は狭いが、屋上にテラスがあり、セビリア大聖堂を目の前に見ることができる。

早速まずは大聖堂見学をしようと行ってみたら、今日は午後閉鎖になっていた。非常にがっかり。散歩していたら雨も降ってきたので近くのバルに入った。何の変哲もないバルだったが、これが大正解だった。3ユーロ位のタパスはボリューム満点。特に小魚フライが美味だった。グラスワインも美味い上に安く(これも確か2、3ユーロ位だった)、家族4人、お腹一杯、良い加減迄酔っぱらって40ユーロ位だった。本当に満足したので夜も行ってしまった。雨で観光はできなかったが十分満たされた一日だった。

翌日起きるとなんとか天気がもっているので急いで観光に出かける。まずは王宮、「アルカサール」へ。1248年のフェルナンド3世によるセビリアの町のイスラム教徒からの奪還の後、14世紀半ば、ペドロ1世により、9世紀のカリフの王宮跡に建設が開始される。彼はグラナダやトレドから職人を招き、ムデハル様式(キリスト教建築の中にイスラムの要素を取り込んだもの)による立派な王宮を築いた。

チケット売り場から中庭を抜け王宮へ入る。もう驚き、感嘆の連続。なんという繊細、優雅な建築、装飾だろう。

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~王宮正面、繊細な透かし彫刻が分かるよう写真を大きくしています~

内部に入ってもあらゆる部屋が本当に人間の手によるものなのかと疑ってしまうほど繊細な装飾が施してある。また、色合いが実に美しい。決して華美にならず、それでいて青や緑の色が実に鮮やかに引き立っている。非常に豪華なのだが、ヴェルサイユ宮殿のような、ただただお金だけを注ぎ込んだけばけばしい装飾とは全く違う。気品のある女性を見ているようだ。

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~正面を内側、中庭から見たところ~

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~王宮内部(1)、淡い色合いを巧みに使った浮刻装飾~

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~王宮内部(2)、夜の天空を思わせる丸天井~

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~王宮内部(3)、天蓋のある開放的な中庭、明るい色合いの装飾が施されている~

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~王宮内部(4)、アラビア文字も装飾の一部~

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~王宮内部(5)、色鮮やかなモザイクタイル~

あっという間に時間が経ってしまった。久しぶりに、見る対象の美しさに呆然としてしまった。セビリアへ来た目的はゴシックの大聖堂だったのだが、もう他に何も見なくてもいいや、と思う位感覚が満たされているのを感じた。誠に素晴らしい芸術作品だった。
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クータンス

Author:クータンス
学生時代からフランスとゴシックの大聖堂に魅せられ、紆余曲折の人生を歩んだ結果、フランス永住の道を選択しました。
ここでは、フランスを中心としたゴシックの大聖堂を紹介したいと思いますが、フランスでは夜になると大聖堂は勿論のこと、殆どの歴史建造物がライトアップされます。また、単なるライトアップのみではなく、いくつかの大聖堂では、素晴らしい光のスペクタクルを見せてくれるところもあります。こういった大聖堂の写真も一緒に載せていきたいと思います。

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