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レオンのパラドール(旧サンマルコス修道院)

ポルトガル旅行からパリへの帰路、スペイン北西部にあるレオンで一泊した。泊ったところはレオンのパラドール、サンマルコス修道院を改装したもので、数あるパラドールの中でも、サンチャゴ・デ・コンポステーラと共に5つ星の付いた、大変格式のあるパラドールだ。

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~パラドール西正面~

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~威風堂々たる入口~

元々は、サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者を保護するサンチャゴ騎士団の本拠地があったのだが、16世紀に現在の修道院に建て替えられたものだ。バリャドリッドの教会建築のところでもご紹介したが、スペインで独自に発展した、ゴシック末期からルネサンス初期に亘る過渡期の建築様式中のさらに初期のものを指すプラテレスコ様式で建てられている。非常に豊かな浮彫装飾が特徴で、このサンマルコス修道院は、同様式の代表的建築物とされている。大規模な西正面には繊細な浮彫装飾で埋め尽くされ、夕陽を浴びて朱色に染め上がる様は誠に美しい。また、夜にはライトアップされ、昼間とは異なる姿を見せてくれる。芸術作品としても一級の価値のある建築物で、ここに宿泊客として泊れるのであるから、パラドールという制度の素晴らしさを改めて実感させられる。

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~アイトアップされた西正面~

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~暗闇に純白の西正面が浮かび上がる~

実はこのパラドールに泊るのは2回目で、2年前の冬休み、スペインのパラドール巡り旅行をした際に初めて泊ったパラドールがここ、サンマルコス修道院で、その素晴らしさに感動し、それから休暇の度にパラドールを泊り歩いているのである。

ホテルの中も素晴らしく、至るところに歴史を感じさせる建築物、設備が存在する。付属の礼拝堂はゴシック様式の傑作で、宿泊客以外も入ることが出来る。また素晴らしいのは回廊で、2段になっており、下段には中庭と回廊には聖人達の彫像が佇んでいる。上階の周りにはゆったりとしたサロンがあり、時間の許す限り、ここで寛いで読書等できる。ホテル内を散策しているだけで、まるで美術館か博物館の中にでもいるような気分になり、改めてこのような素晴らしい歴史建造物に泊ることができるんだ、という実感が湧いてくる。ここも事前に格安料金で申し込めばツインで100ユーロ、信じられない安さだ。

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~ゴシック様式の礼拝堂~

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~回廊1階から見上げる~

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~回廊2階部分~

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~回廊2階にあるサロン~

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~歴史を感じされる絵画や版画等が至るところに飾られている~

当然レストランも素晴らしく、石造りの尖塔屋根に囲まれた趣のあるところでゆっくりと夕食が楽しめる。1回目にはここで美味しい郷土料理と地元のワインに舌鼓を打ったが、今回は他のパラドール同様、バルで気軽な食事を楽しんだ。タパスはどれも大変美味しかったが、中でも感動したのが、鶏のサンドイッチ。大きなバゲットにこれもボリュームたっぷりの鶏肉とラタトゥイユのような野菜が入ったもので、大満足で心地良く眠ることができた。誇張抜きに、ここは私が今迄泊ったホテルの中で、一番素晴らしいホテルだと思う。是非また近い内に来たいと思う。

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~趣のあるバル~

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~鶏のサンドイッチ~
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プロフィール

クータンス

Author:クータンス
学生時代からフランスとゴシックの大聖堂に魅せられ、紆余曲折の人生を歩んだ結果、フランス永住の道を選択しました。
ここでは、フランスを中心としたゴシックの大聖堂を紹介したいと思いますが、フランスでは夜になると大聖堂は勿論のこと、殆どの歴史建造物がライトアップされます。また、単なるライトアップのみではなく、いくつかの大聖堂では、素晴らしい光のスペクタクルを見せてくれるところもあります。こういった大聖堂の写真も一緒に載せていきたいと思います。

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