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ロデズ大聖堂(フランス、アヴェロン)

今回のフランス南西部の旅行の目的は、先に述べたアルビと、ロマネスクの教会で有名なコンクへ行くためだ。コンクはアルビの北東に位置するので、途中にあるロデズという、ゴシック様式の大聖堂のある町に立ち寄った。

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~大聖堂を横から撮ったところ、左が正面に見えるが実は後部。後部に最も高い尖塔がある~

ロデズの町はアルビと同じミディ・ピレネー圏に属し、アヴェロン県の県庁所在地。とは言うものの、人口25千人程度の小都市だ。ちなみにこのアヴェロン県には刃物やソムリエナイフの生産地で有名なラギオールの村があるのだが、ここにミッシェル・ブラという三つ星レストランがある。子供がいないうちは、フランスの三つ星レストランは全部行くんだ、という位美味しいフレンチを食べるのが好きで、どんな田舎町にも三つ星のあるところは訪ねて回っていたが、未だに、このミッシェル・ブラがフランス一美味しいレストランだと思っている。もし機会があれば是非行ってみて欲しい。

ロデズの大聖堂は町の中心部の小高い部分にある。1277年にゴシック様式で着工し、百年戦争や黒死病(ペスト)の大流行により、長期間に亘る中断を余儀なくされ、16世紀になってようやく完成した。

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~大聖堂西正面、アルビ大聖堂と同じく、下半分は要塞のような面構え~

全長102m、天井高30m、幅37m、87mとやや小振りながら、全体的に良く纏まっており、美しい大聖堂だ。西正面を見ると分かるが、殆ど窓や装飾といったものがない。これはアルビ大聖堂と同様、防衛の観点からこのような形態とせざるを得なかったようだ(アルビ大聖堂同様、西正面には入口は無い)。

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~大聖堂後部の尖塔、フランボワイアン様式の装飾が美しい~

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~拡大部分、霧雨のため装飾がはっきり見えないのが残念~

ロデズ大聖堂で最も変わっているところは、西正面にも簡素な塔が南北に付いているものの、最も高く優美な尖塔が大聖堂後部の北東部分に付いているということだ。ストラスブール大聖堂と同じく、薔薇色の石材で建設されており、14世紀に完成したこの尖塔はフランボワイアン様式の透かし彫り装飾が施された大変美しいものだ。残念ながら霧雨のため、写真でははっきりと美しい姿をお見せすることができないのが残念だ。

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~堂内にも美しいフランボワイアンの彫刻装飾がある~

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~側廊~

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~西正面の薔薇窓~

堂内も美しいステンドグランスがいくつか残っているが、木製の彫刻が至る所に施された17世紀の巨大なパイプオルガンが素晴らしい。

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~アプスの礼拝堂に嵌め込まれたステンドグランス~

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~翼廊部分から西正面を見上げる~

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~パイプオルガンと彫刻群~

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~拡大部分~

さて、コンクへ向け、出発しよう。
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プロフィール

クータンス

Author:クータンス
学生時代からフランスとゴシックの大聖堂に魅せられ、紆余曲折の人生を歩んだ結果、フランス永住の道を選択しました。
ここでは、フランスを中心としたゴシックの大聖堂を紹介したいと思いますが、フランスでは夜になると大聖堂は勿論のこと、殆どの歴史建造物がライトアップされます。また、単なるライトアップのみではなく、いくつかの大聖堂では、素晴らしい光のスペクタクルを見せてくれるところもあります。こういった大聖堂の写真も一緒に載せていきたいと思います。

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