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スペイン旅行(その1)

去年のクリスマス休暇を利用してスペインに行ってきた。この頃スペインにはまっており、一昨年に続いて2年連続のスペイン旅行。

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~コルドバのメスキータの中庭~

勿論見たい名所が沢山あるのが一番の理由だが、もう一つ、パラドールに泊まりたい、というのもスペイン行きの大きな目的の一つ。パラドールとは、スペインの国営企業が運営する、国内に約90ヶ所あるホテルのことで、お城や宮殿、修道院等の歴史的建造物をホテルに改装したものが多く、国営企業が運営しているからか、ヨーロッパの他の国の古城ホテルと比べて格安の値段で泊まれる。しかもあまり格式ばっていないので、我が家のような小さな子連れでも気軽に泊まることができる。一昨年パラドールを泊まり歩く旅をしてその素晴らしさにすっかり魅了され、また行きたいね、ということになった。

10日間の旅、アンダルシア迄足を伸ばしたのだが、パリから車で行くという強行軍だった。しかも行きはこの冬一番の大雪と重なり、スペインに入ってからは大雨に悩まされと、天候には恵まれなかったが、素晴らしい文化遺産と料理、そしてパラドールでの宿泊と、大変思い出に残る良い旅となった。

雪と凍結の中、慎重に車を運転しながら大幅に時間を費やしたものの、無事スペインに入ることができた。最初の目的地は中北部にある都市ブルゴス。ここにはユネスコの世界遺産にも登録されているスペイン有数のゴシック大聖堂がある。

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~ブルゴス大聖堂西正面~

1221年に着工、その後200年程の中断を経て1567年にようやく完成した。スペインのゴシック大聖堂はイスラム芸術等の様々な様式が混じり合ったようなものが多いのだが、ここブルゴスは非常にフランスっぽい外観となっている。一方、西正面はドイツのそれを髣髴させる。それもそのはず、当初はフランスの建築家を招いて建設を行っていたが、15世紀に当時コンスタンツ公会議に出席した司教がドイツ最大の大聖堂のあるケルンから建築家を連れ帰り、塔を完成させたのだそうだ。中央交差部には繊細な八角形の光塔が置かれている。

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~ドイツ的な西正面尖塔~

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~西正面夜景~

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~交差部の見える大聖堂側面~

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~交差部拡大~

内部は非常に豪華絢爛。数多くの装飾や彫刻で埋め尽くされている。交差部の光塔や祭壇彫刻は実に繊細で美しい。

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~交差部光塔~

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~祭壇彫刻”エッセの家系樹”~

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~中心部拡大~

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~内陣礼拝堂祭壇~

この日泊まったのは、ブルゴスから30km程南のLermaという小さな町にあるパラドール。17世紀にLermaの公爵が当時の王フェリペIII世の別荘として建てたお城をパラドールに改装したもの。中心部の大きな中庭(勿論今はガラス張りの屋根がかかっているが)を囲んで各階に部屋がある。案内された部屋は3階、天井は高く、ベッド・バスタブも申し分ない広さ。一気に長距離運転の疲れが吹っ飛んだ。

パラドールでまたいいのがバル(バー)で気軽に夕食を済ませられること。パラドールには当然雰囲気の良いレストランが併設されているが、小さな子連れにはなかなか難しい。そんな時、パラドールのバルは非常に便利な存在。いわゆるタパスがどのパラドールのバルでも楽しめ、種類も豊富でなかなか美味しい。大人でも味・量とも十分満足できる。ここLermaのパラドールは中庭全体がバルになっており、大きなソファにゆったりと腰をおろし、地元のワインと美味しいタパスを味わった。

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~パラドール正面全景~

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~パラドール中庭~


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プロフィール

クータンス

Author:クータンス
学生時代からフランスとゴシックの大聖堂に魅せられ、紆余曲折の人生を歩んだ結果、フランス永住の道を選択しました。
ここでは、フランスを中心としたゴシックの大聖堂を紹介したいと思いますが、フランスでは夜になると大聖堂は勿論のこと、殆どの歴史建造物がライトアップされます。また、単なるライトアップのみではなく、いくつかの大聖堂では、素晴らしい光のスペクタクルを見せてくれるところもあります。こういった大聖堂の写真も一緒に載せていきたいと思います。

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